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2005年9月 3日 (土)

ワールド株式非公開化成功へ

経営者による企業買収(MBO)による株式公開買付け(TOB)が成功し、

ワールドが非公開化になるようです。

株式非公開化は、究極の企業買収防衛策ともいわれます。

株式非公開化することにより、市場で株式が取引されなくなるので、

絶対に敵対的な買収をされることはありません。

当たり前ですね・・・

この株式非公開化について

「慎重に議論して検討すべき」という否定的な見解もあるようですが、

私個人の意見としては、株式非公開化をするかどうかが問題ではなく、

適切な手続きに従って株式非公開化が行われ、

かつ既存株主の利益が保護されていれば問題ないと思います。

ワールドの事例では、株式公開買付け(TOB)によって

株式非公開化を行っているので、すべての株主に株式売却の機会があり、

買付け価格も最近の平均株価より高い価格で取引するので問題ないといえます。

したがって、手続きと既存株主の保護が適切に行われていれば、

自由に株式非公開化をしてもいいと思います。

株式非公開化に反対なのであれば、

株式公開買付け(TOB)に応じないという選択肢もあります。

私は、株式非公開化した会社が再度株式公開を行ってもいいと思っています。

これも、適切な手続きによって、株主利益の保護が行われているかどうかが重要です。

状況によって経営判断が異なるのは当然のことです。

重要なことは、会社の利益や株主の利益のために、

どのような選択肢が一番望ましいかを決定することだと思います。

場合によっては株式公開を行ったほうがいいかもしれませんし、

株式非公開という選択肢もあるかもしれません。

その状況に応じて、経営者が決断し、株主の判断を仰げばいいのです。

もちろん、特定の株主や経営者の利益のために、

株式公開か株式非公開かの意思決定が行われることは

望ましくないのは言うまでもありません。

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