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2005年10月10日 (月)

敬天愛人

日経ビジネスで京セラの元会長稲盛和夫さんがコラムを書いています。

「敬天愛人」とは、西郷隆盛の言葉で、

「私人と己の欲を抑え、謙虚な心で、人のために尽くす」という意味です。

「天を敬い、人を愛する」ことによって、物事を成し遂げようということでしょう。

稲盛さんは、コラムの中で「大人の道徳」というものを主張されています。

特に経営者には、「正しい哲学」が必要であり、

それが「大人の道徳」というものなのです。

経営者が「大人の道徳」に従って行動すれば、

粉飾決算、談合事件、人命を奪うような大事故のような官民の不祥事は

ほとんどなくなってしまうのではないでしょうか?

不祥事のほとんどは、個人的な欲によって動機づけられているのではないでしょうか?

経営者として一番重要な資質は、専門的知識や

営業力、技術力などの実務的な能力ではなく、

「正しい哲学」に基づいて経営判断を行うことでないでしょうか?

「正しい哲学」に基づいて経営判断を行うことによって、

企業は長期的に発展するように思えます。

もちろん、専門的知識や営業力、技術力が重要なことはいうまでもありませんが。

稲盛さんの主張は、経営の本質を突いているものだと思い、

非常に感銘を受けたので、紹介させていただきます。

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コメント

こんにちは、ミムゾーです!

自分も「敬天愛人」見たよ。
すごく共感したけど、どうやったらこの領域に達せられるのか考えされました。

まだまだ煩悩の塊です…
盛和塾に入ろうかなぁ

投稿: mimuzou | 2005年10月14日 (金) 22時18分

ミムゾーさん

「欲」を無くすということが一番難しいね。
ただ、判断に迷ったとき「欲」を忘れて意思決定をすることも必要なんだなあと思いました。

稲盛さんのコラムは、少しだけヒントを与えてくれたように思えます。

投稿: G.Goto | 2005年10月15日 (土) 02時58分

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