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2005年11月21日 (月)

コスト削減の功罪

一級建築士が耐震強度を偽った構造計算書を提出していたことが問題になっています。

報道によると、都内近郊で建設されたマンションやホテルなどの耐震強度が

偽造されたようです。

本来であれば、震度5強で倒壊のおそれのあるマンションなどを

この偽造によって建設されてしまったといえます。

もちろん、偽造に関与した一級建築士の責任は当然問われなければいけません。

しかし、問題はこれだけではないと思います。

長期的な景気低迷によって、行き過ぎたコスト削減が問題に根底にあるような気がします。

短期的には、コストを削減すれば利益が上がるかもしれません。

しかし、品質や顧客満足と引き換えに「安かろう悪かろう」の商品を作ってしまうと

結果的に会社に首を絞めることになりかねません。

長期的な会社の信用力を確保したまま、無駄な経費を削減するような

コスト削減が必要ではないでしょうか?

JR西日本の事件などコスト削減の方向性が少しおかしいような気がします。

当然、今回の事件は人命が危険にさらされることなり、

許されるべきではないと思います。

ただ、コストを削減すればいいというものではありません。

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コメント

CSRとか、コンプライアンスが商売になっているということは、そこがだめな会社がたくさんあるということなのでしょうね。
最近、商道徳という概念の実在すら疑いたくなってきました。

投稿: takeyan | 2005年11月22日 (火) 02時15分

そのとおりですね。
利益を追求することも重要ですが、
それ以前に道徳が守られていないと思います。
経済道徳があっての商売なのですが、
最近それが忘れられているような気がします。

投稿: G.Goto | 2005年11月22日 (火) 23時39分

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