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2006年8月29日 (火)

王子製紙TOB失敗

王子製紙、TOB「不成立へ」・社長が事実上の敗北宣言

 王子製紙の篠田和久社長は29日、記者会見し、北越製紙に対する敵対的TOB(株式公開買い付け)について「不成立の方向」と述べた。成立をめざし検討していたTOBの条件変更は「企業価値の向上につながらない」として断念。北越の最新鋭工場を活用した経営効率化策は実現せず、500億―600億円を投じ自前の最新設備を徳島県阿南市の富岡工場に新設する路線に軌道修正する。国内大企業間では初の敵対的な買収攻防は業界内外の反発で、期日を待たず決着する。

 王子製紙は9月4日を期限とするTOBで、北越株の5割超の取得を目指しているが、篠田社長は最大で3割前後しか応募が確保できないとの見通しを表明。「限りなく不成立の方向」と事実上のTOB失敗を認めた。

NIKKEI NET

予想通り失敗しましたね。

これで、少しのお金を多くの信用を失ったと思います。

TOBを行って得たものははっきり言って何もないと思います。

嫌がる相手と無理やり一緒になろうという行為自体無理があります。

経営統合による効果があるかどうか以前の問題です。

報道では、徳島県阿南市に500億から600億円の投資を行う

となっていますね。

徳島にとっては、TOB失敗の恩恵があるかもしれませんね。

まさに、棚からぼた餅ですね。

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2006年8月24日 (木)

会計参与は普及するか?

「会計参与」中小企業300社導入・経理の信頼性向上狙う

 中小企業向けの新しい役員制度「会計参与」を導入した企業が300社前後に上ることが分かった。5月の会社法施行で始まった会計参与は、税理士や公認会計士が就任して取締役と決算書を作成し、決算書の虚偽記載や改ざんを防ぐ役割を担う。決算に対する信用が高まり、取引や資金調達の条件が有利になりやすいため、導入企業はさらに増えそうだ。

 日本税理士会連合会によると、会計参与に就くために身分証明書を発行した税理士は300人強。「うち6―7割がすでに就任済み」という。(NIKKEI NET

意外に多くの会社が会計参与を導入していますね。

ベンチャー企業や資金調達の重要性が高い会社にとっては、

利用価値のある制度かもしれませんね。

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2006年8月22日 (火)

建設産業経営戦略セミナー

愛媛県庁が主催するセミナーに

21日(月)、22日(火)と講師として参加してきました。

講習会の後は、個別相談会でしたが、

各社ともいろいろな悩みを抱えていました。

公共工事の削減などによって、建設業の経営状態は非常に厳しい状態にあるので、

一朝一夕に経営改善を行うのは難しいと思います。

何事も地道な努力が必要ですね。

これだけ世の中が移り変わると、経営に役に立つ情報の収集と

人脈作りは非常に重要だと思います。

いい情報がなければ正しい判断ができませんし、

人脈は経営を行う上で欠かせないものです。

自分ひとりだけの力では限界がありますからね。

愛媛県での講演会は初めてでしたが、貴重な経験になりました。

http://www.pref.ehime.jp/070doboku/010dobokukanri/00005737041124/saiseishien/index.htm

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2006年8月19日 (土)

コナカの勝利!

フタタ、コナカと経営統合・はるやま抜き3位に

 紳士服チェーン大手のAOKIホールディングスとコナカから経営統合を提案されていたフタタは18日、コナカの提案を受け入れると発表した。フタタ株20.2%を所有するコナカは11月をメドに株式交換でフタタを完全子会社にする。両社の売上高合計は600億円を超え、はるやま商事を抜き業界3位に浮上する。

 フタタの二田孝文社長は18日夕の記者会見で、コナカとの経営統合を決めた理由について(1)3年半にわたる資本・業務提携で信頼関係が構築されている(2)社内システムなどを共通化しており統合が円滑に進む(3)企業文化の親和性が高い――ことを挙げ、「即座に統合のシナジー効果が実現できる」と説明した。AOKIは同日夕、フタタに対する経営統合案を撤回すると発表した。

結局コナカと経営統合することに決まりました。

AOKIは経営統合案を撤回し、敵対的買収は避けられた形になりました。

こういうM&Aであれば非常に望ましいと思います。

北越製紙の件でも、コナカとAOKIの事例のように、

モラルを守って行ってほしいものです。

買収に成功したのはコナカですが、

最終的に正解だったのは買収しなかったAOKIかもしれません。

これがM&Aの難しいところです。

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2006年8月17日 (木)

企業買収

AOKI社長「フタタに敵対的TOBはせず」

 中堅紳士服チェーンのフタタにTOB(株式公開買い付け)による経営統合を提案している同2位のAOKIホールディングスの青木拡憲社長は15日、都内で記者会見し、「フタタからTOBに賛同を得られなかった場合、敵対的TOBはしない」と語った。

 フタタは財務アドバイザーの三井住友銀行の報告を受けたうえで、AOKIの経営統合案とコナカの提携強化案を評価、18日までに回答する予定となっている。

 青木社長は「AOKIはフタタに対して最適な提案をしている」と自らの経営統合案に自信を示した。一方、18日時点で「(フタタからの回答が)“ノー”なら(フタタに)がんばってくださいとエールを送るだけ」と説明。敵対的TOBを避ける方針を重ねて強調した。(NIKKEI NET 

これって正しいと思います。

企業買収を行うことは、当然選択肢の一つです。

しかし、敵対的買収は双方にとってメリットがありません。

嫌がる相手と一緒に運命共同体にはなれませんから。

同じビジョンをもったパートナーとでなければうまくいくはずがありません。

人間社会ってそういうものだと思います。

コナカもフタタに対して経営統合を提案していますが、

AOKIとコナカとの戦いは見ごたえがあります。

マーケットリーダーである2社のうち、

どちらがフタタを口説けるのでしょうか?

今後の行方が楽しみです。

敵対的買収は、弱いものいじめをしているようで見苦しい限りです。

そのようなことをする人の人間性を疑いたくなります。

世の中お金だけではないですから。

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2006年8月16日 (水)

人材採用

どこの会社の経営者も悩んでいることでしょう。

最近読んだ本ですが、非常に参考になったので紹介しておきます。

「伝説の人事部長が教える 瞬時に「できる人」を見抜く面接ポイント」

谷所健一郎著 九天社

著者は、「面接は恋愛のようなものだ」と考えています。

これは結構当たっていると思います。

募集と応募のタイミングが一致しなければいけないので、

人材採用には運命的な要素が必ずあります。

また、会社との相性なども非常に重要ですし、

お互いに相思相愛でなければ、成り立ちません。

その他にも、応募者の細かいしぐさや言動から、

人材を見抜くノウハウが書かれています。

面接を数多くこなすと結構マンネリ化してくるので、

この本を読んで非常に刺激になりました。

次からの面接は少し工夫しようと思います。

採用する側が応募者を選ぶだけでなく、

応募者から選ばれるような会社、面接官にならなければいけない思いました。

それでも、なかなかうまくいかないのが実情ですが・・・

こればかりは日々努力するしかありませんね。

最後に、大企業向けに書かれている箇所もあるので、中小企業の場合には、

書かれていることがすべて使えるというわけではないと思います。

それでも、一読する価値のある本だと思います。

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2006年8月12日 (土)

阿波踊り開幕

今年も始まりました。

今年は晴天に恵まれそうですね。

県外からたくさんの観光客が集まっていています。

昨日から道路は大混雑です。

年に一度のお祭りなので、仕方がないですね。

阿波踊りホームページ

http://www.awaodori.net/

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2006年8月 7日 (月)

甲子園

負けてしまいました。

仙台育英に5-1です。

徳島の夏は終わってしまいました。

徳島商業の皆さんお疲れ様でした。

学生の頃は、甲子園って長い間やっていたような気がするのですが、

社会人になるとアッという間に終わってしまいます。

大人になって時が早く進むように感じるのでしょうか?

今年もほとんど見れずじまいで終わりそうです。

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2006年8月 3日 (木)

指導者の条件

松下幸之助氏の著書です。

さすが大経営者だけあって、ほとんどすべてが今でも通用する考え方です。

やはり、企業経営は経営哲学が最も重要だと痛感しました。

経営を行うに当たって参考になる考え方が随所に紹介されています。

何度読んでも飽きない名著だと思います。

経営に悩んだときに、読むべき一冊だと思います。

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2006年8月 2日 (水)

上場会社監査事務所登録制度

長くて難しい名前ですが、上場会社を監査する監査法人(会計事務所)を

登録制にしようという制度のようです。

私の事務所は上場会社の監査を行っていないので対象外ですが、

登録した事務所は定期的に公認会計士協会の品質管理委員会が

監査が適切に行われているかどうかをチェックするようです。

監査の品質を向上させるために、監査の内容を

第三者が検証することは非常に好ましいことだと思います。

ライブドアやカネボウの問題などもあり、公認会計士の信頼回復には、

制度をもっと厳しくして、品質向上に努める必要があるのでしょう。

ただ、単純に制度を厳しくするだけで、品質向上を果たそうという考え方には、

少し懸念が残ります。

数年前、アメリカでもエンロン事件などの粉飾決算が社会問題になりました。

そこで、アメリカでは監査業務とコンサルティング業務の同時提供の禁止など

制度改革が行われました。

これにより、監査制度が非常に厳しいものになりました。

監査制度を厳格化することによって、社会全体の疑念を払拭し、

監査の品質を高めようという考えなのでしょうが、

まず、適切に監査を行うことによって、監査の品質を高める必要性があります。

その上で、社会全体から癒着などの誤解が

起こらないような制度を構築しておかなければなりません。

要は、論点が逆なんですよね。

監査人のローテーション制度も、癒着防止の観点からは望ましい制度ですが、

監査人の交代によって、新しい監査人は一から会社の理解をしなければいけません。

制度を厳しくすることによる弊害もたくさんあると思います。

この辺は、「性善説」か「性悪説」かによって、考え方が変わるのでしょうが・・・

まずは、きちんと監査を行う。

その上で、どのような制度改革が必要かといった議論が必要だと思います。

もちろん、公認会計士協会も真剣に考えているとは思いますが・・・

http://www.jicpa.or.jp/about_the_jicpa/jicpa-topics/20060801-press-01.pdf

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2006年8月 1日 (火)

安全第一でお願いします。

スカイマークエアラインズは31日、10月1日から5日までの期間限定で、運航する全4路線について片道6700円の特別運賃を設定すると発表した。同期間は、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が国内線のほぼ全便で最大8割引きとなる7700円の特別運賃を既に設定しており、格安運賃を売り物とするスカイマークがこれに対抗する形となった。

 スカイマークの特別運賃の対象となるのは、同期間に運航する羽田空港と福岡、札幌、神戸、那覇の4空港を結ぶ全便。座席数限定で、2カ月前から予約を受け付ける。

 原油高騰による燃料費の負担増に直面する航空各社だが、顧客確保のために苦しい値下げ合戦を展開する格好となった。(毎日新聞

安いのはいいことですが、安全にお願いしますね。

顧客確保のための戦略は他にはないのでしょうか?

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