以前ご紹介したインターネットテレビ「GyaO(ギャオ)」に
(株)レックス・ホールディングス(旧社名(株)レインズインターナショナル)
の西山社長が出演されています。
「Gyao」の説明は、下記のブログを参照してください。
http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_8601.html
(株)レックス・ホールディングスは、焼肉屋の「牛角」、コンビニの「am/pm」、
「成城石井」などフランチャイズで展開している会社です。
http://www.rex-holdings.co.jp/top.html
西山社長が一番最初に目をつけたのが、「焼肉屋」でした。
当時の「焼肉屋」の市場では、「高くて高級なお店」か「安くて少しきたないお店」の
どちらかだったようです。
普通のサラリーマンであれば、「高くて高級なお店」は行きたくても行けないし、
「安くて少しきたないお店」はサービスが最悪なお店が多かったようです。
仮に安くおいしいお肉が食べられたとしても、
サービスが悪ければ満足度は半減してしまいます。
しかし、若い男性のほとんどが焼肉好きであることも事実です。
それならば、若い男性が気軽に行ける「安くて」、「おいしくて」、「サービスが良くて」、
「雰囲気が良い」焼肉屋を作ろうというのが原点だったようです。
実際、「牛角」は若い男性だけでなく、若い女性にも非常に人気があるそうです。
私は、西山社長のような視点は非常に重要だと思います。
既存のビジネスで、消費者サイドからみて
何かおかしいと思うことはたくさんあると思います。
「おかしい」と思ったことを改善して、ビジネスにするだけでも
他の会社との差別化を図れると思います。
経営者の中には、「人の意見には耳を貸さない」といった
考え方の人がたくさんいると思います。
そうではなく、「人の意見(特に顧客の意見)には耳を傾け」、
「経営者としての哲学」をしっかり持っておくことが重要なのではないでしょうか?
斬新な意見を頭ごなしに否定してしまうのではなく、
チャレンジしてみることも非常に重要だと思います。
「am/pm」の面白い企画として、「フードスタイル」というものがあります。
「フードスタイル」とは、単身者向けに生鮮食品を販売している「98円ショップ」です。
コンビニのお弁当では物足りない方や
自炊する方向けのコンビニといったところでしょうか?
これだけではなく、単身者向けの「野菜炒めセット」などの販売も行なっているようです。
単身者向けに「肉」と「野菜」と「たれ」をセットで安価で販売するといった試みです。
単身者が野菜炒めを作るためにスーパーで「肉」と「野菜」と「焼肉のたれ」を買うと、
結構な値段がしてしまいます。
一人暮らしで「自炊は割に合わない」とよく言われるのは、
このようなことが原因になっていると思います。
特に、忙しくて毎日自炊できない人はなおさらです。
しかし、この「フードスタイル」の試みは、これらの問題点を解消してくれそうです。
私が言いたいのは、「フードスタイル」が必ず成功するということではありません。
成功するかどうかは、これからの課題だと思います。
重要な点は単身者向けの生鮮食品の小売市場が
今までは十分でなかったということであり、
それを改善する一つのサービスが「フードスタイル」だということです。
時代の変化とともに、「消費者」の嗜好も変化していきます。
成功するかどうかといった視点も大切ですが、
今自分の会社(または市場)で何ができていないかを考え、
できていない製品またはサービスを市場に提供するだけでも、
現状を改善できるのではないでしょうか?
まずは、変革へ向けて一歩前に踏み出すことです。
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