新聞記事では、景気が回復していると報じられています。
日本銀行の経済指標でも、「景気が回復基調である・・・」
といった表現をされていることが多くなっています。
ところが、首都圏や愛知万博が開催されている中部地方はともかく、
その他の地方経済では、景気が回復しているという実感がない
という経営者が非常に多いのではないでしょうか?
私も個人的に景気は回復していないと思います。
確かに、大企業のリストラや輸出産業の好調などで、
日本経済全体では、プラスになっているかもしれません。
しかし、それは地方の中小企業の犠牲をもとに
大企業が利益をあげているという一面は否定できません。
という意味では、本格的な景気回復まではまだまだ時間がかかるように思えます。
その反面、一部のIT関連分野のように好調を持続している企業もあります。
地方経済もデフレや公共事業の削減などで相変わらず低迷しているのも
事実ではありますが、「バブル崩壊」から10年以上たったいま、
そろそろ景気回復してもおかしくないのではないでしょうか?
地方経済においても、まだまだ厳しいですが、
少しずつ景気回復の兆しが見えているように思えます。
徳島においても、新規出店の話がちらほら舞い込んでくるようになってきています。
ここで、注意しなければいけないのが、仮に景気が回復したとしても
高度成長期のような経済の成長はありえないということです。
これからは、あくまで低成長の時代です。
新しいことに挑戦していくことは、経営者としてすばらしいことだと思いますが、
大成功するために投資するのではなく、
大きな失敗をしないような計画づくりが必要だと思います。
もちろん、新しい事業ですから、成功するために努力することは非常に重要だと思います。
私が言いたいのは、「成功するための努力をするな」と言うことではなく、
「大成功することを前提とした計画は危険だ」と言っているのです。
新規事業をはじめる際に、「新規事業で成功すること」が目的にならずに、
「新規事業をはじめること」が目的になってしまう傾向にあります。
その結果、必要以上に多額な投資をしたり、
無駄な経費を使ったりすることが多くなってしまいます。
身の丈にあった経営を行い、投下資本を早く回収することが
成功への第一歩ではないでしょうか?
事業計画で多額の利益を見込むのではなく、
事業計画では最低限達成すべき利益額の計画にしておいて、
結果として事業計画を上方修正すればいいのです。
事業計画を作成する後で、一番困るのは、
事業計画が「下方修正」することではないでしょうか?
計画通りに利益があがらない、計画より赤字が膨らんでしまう、
からこそ経営上の重大な問題につながるのではないでしょうか?
結果が事業計画どおりであったり、事業計画を上回れば、
経営上困ることはなにもないはずです。
そういった視点で、経営者の皆さんが投資していけば、
地方経済の景気回復を早まるのではないでしょうか?
公共投資など国や地方公共団体に頼った経営はもう限界に来ていると思います。
これからは、経営者自らが自分のアイデアで経営をする時代がきているのではないでしょうか?
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