2007年3月 2日 (金)

株安

株価の変動が激しいですね。

最近まで調子良かったと思ったら、今後は毎日のように下がりつづけています。

人間の感情のように、株価も移り気なんですかね。

実体経済に大きな変化はないので、

冷静に見守ったほうがよさそうですね。

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2007年2月28日 (水)

日経平均大暴落

今日の株価は下がりましたね。

中国市場から始まって、米国、日本と世界的に株価が下がったようです。

いつも思うのですが、株価は非常に感情的ですね。

人間の感情がそのまま株価に表れるような気がします。

私も株式投資をしていますが、短期的な動きには一喜一憂しないようにしています。

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2006年6月 4日 (日)

村上ファンドの功罪

昨日の続きです。

村上ファンドの一件は少しショックでした。

(まだ、報道が事実であると確定したわけではありませんが・・・)

村上さんは、株主重視の経営や証券取引所上場反対など

正しい意見も多かったと思います。

ただ、最近の動きは少し行き過ぎている感はありましたが・・・

ファンドの運用額が大きくなりすぎて、

今までのような収益をあげるのが困難になったのでしょう。

まさに「及ばざるは過ぎたるよりまされり」ですね。

行き過ぎた株主重視の経営も、金儲け主義も良くないですね

お金が一番の目的になることはありません。

やはり、公共性、公益性や道徳が非常に重要ですね。

正しい行いの中で、健全な競争をし、利益を獲得することに意義があるのでしょう。

「儲け」以前に「正しさ」が重要であることを改めて思い知らされました。

それにしても、捜査が自分に迫ってきたので、

村上さんはシンガポールに移転したのでしょうか?

それなら少し残念です。

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2006年6月 3日 (土)

村上世彰氏任意聴取

 村上世彰代表(46)が率いる投資ファンド(村上ファンド)がニッポン放送株の不透明な取引をした疑惑で、東京地検特捜部は3日午前、村上代表を任意で事情聴取したもようだ。特捜部は一連の株取引の経緯について詳しい説明を求めたとみられ、さらに捜査を進め、証券取引法違反(インサイダー取引)容疑で立件する方針。

 ニッポン放送株を巡っては、ライブドアが大量取得する方針を村上ファンド側に伝えていたことが既に判明。特捜部は大量取得情報を得た同ファンドが同放送株を買い増し、株価が高騰した局面に合わせて市場で売却、利益拡大を図っていたとみて、証券取引等監視委員会と連携し、一連の株取引の全容解明を急ぐとみられる。 (NIKKEI NET

仮に報道が事実なら明らかな証券取引法違反でしょう。

問題のある取引であることは、村上氏自身も分かっていたと思います。

この点については、捜査の状況を見守るしかありません。

阪神電鉄のTOBには応じるようですね。

この一日で村上ファンドが保有する株式が大幅に下落したので仕方がないでしょう。

阪急と阪神が統合することによって、本当に統合効果があるのでしょうか?

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2006年4月11日 (火)

株式投資ブームの功罪②

昨日の続きです。

株式投資を行うことは非常にいいことだと思います。

しかし、実際に株を売買する前に、最低限の勉強をする必要があると思います。

株式市場の仕組みや財務諸表の読み方なども知っておく必要がありますが、

それ以上に重要なのが、株式投資を行った後の精神のコントロールです。

実際にお金をかけて株式投資を行うわけですから、

株価が暴落したり、ライブドアのような事件が起きたり、

投資した会社が不祥事を起こした場合にも、

冷静に株式投資の意思決定を行わなければいけませんし、

それ以上に健全な日常生活を送る必要があります。

株価の動向が気になって仕事や勉強が手につかないようでは、

何をやっているかわかりません。

日常生活に支障が出るような株式投資であれば、即やめてしまうべきです。

4月9日にフジテレビのスタメンという報道番組でも

女性の株式投資家を密着取材していましたが、

番組でのいくつか気になるフレーズと私の個人的な感想をあげてみます。

「経済の勉強になる」

→○これは正しいことだと思います。

「紙の上でのお金なので怖い気がする」

→○これも正しい意見です。株式投資での利益は、労働対価ではありません。

机上でお金を動かし、儲けることもあれば、損することもあります。

これは非常に怖いことだともいえます。

従業員で働いている限り、仕事をして損をすることはないはずですからね。

給料が安いといったことはあると思いますが・・・

「損をしているので、負けを取り戻す」

→×これは危険な考え方です。

感情が入れば、冷静な判断ができなくなるおそれがあるので、

損をしやすくなります。

また、買い急ぐ傾向にあるので、高値で株をかってしまいがちです。

「株で1億円稼ぐ」

→×そんなことは簡単にできません。

過去に、1億円稼いだ人がいるだけです。

1億円稼ごうと思えば、相当のリスクを負って株式投資をするようになるので、

大損したり、破産したりする可能性が高くなります。

「株で生活する」

→これもそんなに簡単ではありません。

株式投資で生活するためには、相当のセンスと精神力が必要です。

何しろ毎日パソコンに向き合って株式投資しているわけですからね。

仕事をして、余裕の部分で株式投資をするほうが健全だと思います。

実際に報道番組で似たようなフレーズが出てきたので、コメントしてみました。

問題なのは、番組でこれらの考え方について何のコメントもないことです。

健全な情報を視聴者に伝えるためには、

健全な株式投資とは何かということを正しく伝えるべきだと思います。

ただ、密着取材をした結果を報道するだけであれば、

視聴者は株式投資がブームになっていること以外、何もわかりません。

何が正しくて、何が危険なのかを伝達する義務があると思います。

政治や人権の報道であれば、これらのことができているように思えますが、

経済ニュースに関しては、全くできていません。

報道する側も素人といった感じです。

NTTが新規公開したときも、多くのサラリーマンがNTT株式を保有しました。

その後、バブルは崩壊し、NTT株式も大暴落しました。

今も新規公開時の株価には戻っていません。

株価が上がった後に、株式投資ブームに乗って、

株式投資を始めるのは非常に危険です。

賢い投資家は株式投資ブームの前に株式を取得し、

多くの投資家が株式投資を始めて、

株価が上昇したころに株式を売却して利益を得ています。

「割安なときに買って、割高なときに売る」

これが株式投資の鉄則です。

株式投資ブームということは、多くの方が株を買っているので、

株価は割高です。

それを知った上で投資すれば、「健全な株式投資」ができると思います。

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2006年4月10日 (月)

株式投資ブームの功罪

巷では株式投資ブームが叫ばれています。

日経平均株価も上昇傾向にあります。

最近では、子供や女性も株式投資をしているようです。

証券会社などが開催する投資セミナーも非常に人気があるようです。

株式投資に関心をもち、実際に株式投資を行うことは好ましいことだと思います。

しかし、株式投資には危険性が伴うことも事実です。

株式投資の失敗で不幸になったり、自己破産してしまった方もたくさんいます。

そういった時代背景があるためか、

今までは、「株式投資=悪」といった風潮があったように思えます。

資本主義経済の下で、株式公開すれば、市場で自由に株式を売買することを

制度として認めている以上、「株式投資=悪」ということはないと思います。

むしろ、多くの人々が何らかの形で公開企業とかかわりをもち、

経済活動などを行っているわけですから、株式投資を行う人がいなければ、

現在の資本主義経済の制度自体が成り立たなくなってしまいます。

私の個人的な意見としては、株式投資を行うことは非常に良いことだと思います。

しかし、株式投資が「健全な株式投資」であればの話です。

「健全な株式投資」を超えて単なる金儲けの感覚で株式投資を行うのは非常に危険です。

そのような危険な株式投資であれば、行わないほうがましだと思います。

過去の株式投資関連のブログです。↓

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_acfc.html

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_5807.html

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_3c63.html

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_4a04.html

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_c479.html

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_28dc.html

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_f13f.html

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_7af5.html

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/07/post_4c0a.html

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2006年1月 5日 (木)

なぜ株価は好調か?

日経平均が2日続けて続伸しています。

本当に景気が回復したからでしょうか?

それとも回復の兆しがあるからでしょうか?

はたまたその他の原因があるからでしょうか?

私も詳しくはわかりませんが、

景気が完全に回復したとは言い切れないように思います。

「回復途上」もしくは「回復しかけ」なのではないでしょうか?

このような時は、景気が腰折れしないようにすることが重要です。

増税なんてもってのほかです。

しばらくの間、無駄を省いて改革を実行しつづければいいのです。

そうすれば、日本にとってマイナスにはならないと思います。

その間株価が順調であれば、株長者が消費をリードしてくれるかもしれません。

企業も株式の含み損の心配をしなくてはいけません。

そうなれば、少し余裕が生まれますから、

新たな投資をすることも可能になります。

そして、一気に景気回復!といけばいいのですが・・・

政府も増税のことばかり考えないで、経済の自律的回復に期待してほしいものです。

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2005年9月21日 (水)

株価上昇

日経平均株価が続伸しています。

衆議院選挙で自民党が歴史的勝利を収めたことによって、

行財政改革が進むという見通しがあるのでしょうか?

それとも、景気回復が本格化してきたのでしょうか?

どちらにしても日本経済にとっていいことだと思いますので、

安定的に株価が上昇してほしいと思います。

日経平均が20000円を超えれば、多くの企業に含み益が発生し、

不良債権問題も解消する方向になるのではないでしょうか?

個人投資家にも恩恵があるので、個人消費にもプラスになるはずです。

株価がこの調子で推移することを陰ながら祈っています。

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2005年7月 6日 (水)

株式投資の哲学⑨

今日は、今までのまとめをしたいと思います。

株式投資の第一原則は、「余裕資金で投資する」ことでした。

これが一番重要です。

「余裕資金」以外を使って投資してしまうと、

株価が下がったとき日常生活にまで悪影響を及ぼすおそれがあります。

それでは、株式投資をしたことによって「不幸」になってしまうおそれがあります。

私のテーマは、「健全な株式投資」ですから、

「不幸」になるような株式投資は絶対に避けなければいけません。

株式投資で「損」をしても「不幸」にならないようにしてください。

そのためにも、投資した会社が仮に倒産して投資額の全額損してしまっても、

日常生活に影響がないようにしておいてください。

これが「健全な株式投資」の第一歩です。

株式投資をするまえに、まず株式投資のために使える「余裕資金」がいくらあるか

確認してください。

「余裕資金」の金額は、貯蓄額、所得水準などによって変わってくると思います。

ここで大切なことは、決して無理をしないことです。

無理をして「余裕資金」を捻出してもあまり意味がないですからね。

「余裕資金」の金額が確定して、初めて「株式投資で儲ける方法」を考えるのです。

株式投資で儲けるためには、まず倒産しない会社を買うことです。

倒産しない会社を買うということは、儲ける方法ではないですが、

損失を最小限に抑えるために非常に重要です。

倒産しなければ、株価がゼロになるリスクはなくなります。

次に、いい会社を買うことです。

いい会社とは、「毎年利益をあげていること」、「財務内容が健全であること」、

「借入金などの有利子負債が少ないこと」、「毎年の業績の変動が激しくないこと」、

「毎年増収増益の会社であること」、「成長性の高い会社であること」

といった条件を満たしている会社です。

もちろん、「絶対に倒産しない会社であること」もその中に含まれます。

そして、「割安で買って、割高で売る」ことです。

いくら、倒産しない業績が良好な会社であっても、

株価が高ければ、儲けるのが難しくなります。

詳しくは、「株式投資の哲学⑤」を参照してください。

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_c479.html

要は、「余裕資金で投資し」、「倒産しない業績のいい会社に投資し」、

「お買い得な株価で買う」ということです。

あとは、会社の社会性、公共性、経営者の質など個人的な判断でいいと思います。

自分の好きな会社に投資するのもいいと思います。

そして、最後に一番大切なことです。

それは、「あまり株価に一喜一憂しないこと」です。

株価を毎日チェックすることは、いいことだと思います。

しかし、株式投資に多くの時間をかけすぎないことが重要です。

あまり株式投資に没頭してしまうと、「健全な株式投資」ではなくなりますし、

それがいつしか「投機」に変わってしまう危険性があるからです。

あくまで「投資」なので、「健全性」が重要だと思います。

できれば、「長期的な投資」が好ましいと思います。

もちろん、経済・経営の勉強に時間をかけるのは非常にいいことだと思います。

私も、株式投資を始めて20年近くになりますが、

株式投資で一度も損をしたことがありません。

それは、私に特別な能力があるとか、今後も損をしないということではありません。

株式投資の経験の中で、いつの間にか今まで書いてきたような「哲学」を

実践してきたのだと思います。

おそらく近い将来、私は株式投資で損をする日が来ると思います。

しかし、私は株式投資で「不幸」になることは絶対ないと思います。

株式投資で損をしたとしても、明るく「損しちゃったよ」を思えるでしょうし、

その後も楽しく株式投資を続けられると思います。

そして、今後も株式投資で利益を出せると思います。

そうなれば、「健全な株式投資」といえるのではないでしょうか?

「株式投資=悪いこと」といった考え方は、私は賛成できません。

しかしながら、「株式投資=悪いこと」といった考え方があることは事実だと思います。

それは、株式投資の基本的な考え方(哲学)が間違っているからではないでしょうか?

株式投資で不幸になった人が多くいるからではないでしょうか?

「株式投資=悪いこと」であるという考え方を変えるためにも、

新しい株式投資の考え方が必要だと思ったのです。

それが、今回長々と書かせていただいた「株式投資の哲学」シリーズです。

私の考え方が参考になるかどうかわかりませんが、

「株式投資=悪いこと」という考え方と少しでも変えられたらと思います。

「不健全な株式投資=悪いこと」であって、「株式投資=悪いこと」ではないのです。

このような思いもあって、「株式投資の哲学」を書かせていただきました。

あと、多くの出版されている文献は、株式投資で儲ける方法を中心テーマとして

書かれていると思います。

しかし、株式投資は必ず儲かるものではありません。

株価が上がったり下がったりしているわけですから、

儲かったり損したりするものなのです。

だから「健全な株式投資」が重要なのだと思います。

「宝くじ」を買って破産する人がいないように、

「株式投資」でも破産しないような「株式投資の哲学」が重要なのです。

そうすれば、「株式投資=悪いこと」にはなりませんよね。

途中見苦しい表現やわかりにくい表現があったかと思いますが、

この場を借りてお詫びしたいと思います。

まだまだ書きたいことがたくさんありますが、

「株式投資の哲学」シリーズはとりあえず終了して普通のブログに戻りたいと思います。

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2005年7月 3日 (日)

株式投資の哲学⑧

今回は、私の個人的な投資方針を書きたいと思います。

それは、「社会的なイメージがいい会社を買う」ことです。

それでは、どのような会社が社会的なイメージがいいといえるのでしょうか?

それは、ある程度個人の主観的判断で決まると思います。

私であれば、消費者や投資家に対する情報提供を適切にしているか、

環境問題などの社会的な問題に適切に対応しているか、

経営者の質に問題はないか、

会社が提供している製品やサービスが社会性、公益性があるかどうかなどを

投資の判断材料にします。

社会に大きく貢献している会社であれば、

余裕資金を使って株式を買う意義がありますし、

それで損をしてもある程度納得できるからです。

また、社会に大きく貢献している会社であれば、

その会社が倒産してしまう危険性は極めて低いと考えています。

もちろん、投資する会社の収益性、成長性なども重要な要素ですが、

社会性、公共性も必要だと思います。

自己満足かもしれませんが、社会に貢献している会社の株式を買うことで、

少しは資本主義経済に貢献しているかなと思っています。

それで、利益をあげればさらに幸せですし、

仮に利益をあげられなくても自分的に納得できると思います。

特に会社が不祥事を起こしたときの対応で組織文化、経営者の質などがよくわかると思います。

不祥事を起こしたにもかかわらず、情報提供を適切に迅速にできないような会社は、

やはり問題があると思います。

そのような会社に投資するのは、躊躇してしまいますし、

問題のある会社に投資して、利益をあげたとしても良心が痛んでしまいます。

逆に、不祥事が起きたとしても、迅速に誠意をもって適切に対応している会社は、

好感がもてます。

そのような会社は、投資して応援しようという気持ちになります。

会社が順調にいっているときには、そのようなほころびは表に出にくいものです。

しかし、不祥事のときこそ会社の本当の姿が現れるのではないでしょうか?

だから、不祥事が起きた直後の会社の反応が

会社の実態をうつしだしているのではないでしょうか?

もちろん、人命にかかわるような重大な不祥事は問題外です。

そのような不祥事はどのような対応をしたとしても許されるわけではありません。

しかし、人間が行っていることですから、会社に不祥事はつきものです。

したがって、私は会社の不祥事があった場合、そのニュースに対する関心もありますが、

その会社の対応にも注目しています。

これは、株式投資をするかどうか以前の問題として、

その会社の実態を知ることができるからです。

会社の実態をすべて知った上で、株式投資を行うことが一番理想的だと思います。

しかし、現実的には会社の実態をすべて知ることは不可能です。

だからこそ、経営者自ら投資家や消費者に対して適切な情報提供を迅速に行うことは、

極めて大切なことだと思います。

そのような会社であれば、私は喜んで投資したいと思っています。

それが長期的な利益にもつながると思っています。

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2005年7月 1日 (金)

株式投資の哲学⑦

今回は、株式投資初心者の方が失敗しやすい点についてコメントしたいと思います。

それは、社会的に注目されている株を買ってしまうことです。

注目されている株をいうのは、基本的に人気株です。

人気株はだいたいいい会社が多いのですが、

人気がある会社は割高になっていることが多いのです。

株価が割高の時に買ってしまうと、

「割安で買って、割高で売る」という原則が守られなくなります。

そのような中で利益を出すことは非常に困難です。

例えば、ライブドアとフジテレビの買収問題の時も

両社が非常に注目されたと思います。

私個人の意見としては、両社とも非常に良い銘柄だと思います。

両社とも高い収益をあげていますし、事業内容も面白いと思います。

しかし、買収騒動のときに両社の株式を買っていたらどうでしょうか?

買収騒動のときの株価をチェックしていただけると分かると思いますが、

非常に値動きが激しくなっています。

そのようなときに、初心者が偶然利益をあげることができたとしても、

高い確率で利益をあげることは非常に困難だと思います。

堀江社長や日枝会長の一言によって簡単に株価が大きく変動してしまいます。

株式投資に慣れている方ならまだしも初心者の方がそのような株式を買ってしまうと、

短期間で大きな損を出してしまう原因となります。

もちろん、大きな利益がでるかもしれませんが、

そのような方法は「健全な株式投資」とはいえないと思います。

私も基本的にあまりにも市場で注目されている株に手を出すことはありません。

最初のうちは手堅く投資し、

慣れてきてから注目株の購入を検討されたほうがいいかもしれません。

今日の格言は、「注目株に手を出すな」でした。

それでは、また明日!

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2005年6月30日 (木)

株式投資の哲学⑥

今回は、少し専門的なことを書かせていただきます。

前回、「割安な株価で株を買って」、「割高になったら売りましょう」

といったことを書かせていただいたと思います。

それでは、どのようにすれば割安か割高かを判定できるのでしょうか?

判定の仕方はいろいろあると思いますが、

私が一番最初に気にするのが株価収益率をいう指標です。

これは、(株価 ÷ 1株あたり利益)で計算し、

株価の割安度を測る指標です。

例えば株価が500円で1株あたり利益が25円ならば、株価収益率は20となります。

500円 ÷ 25円 = 20

ということです。

簡単にいえば、1株あたり利益が25円で維持できるならば、

20年間で今の株価になるという考え方です。 

(わかりやすく説明しようとしているので、厳密でない部分があるかもしれません。

専門家の方は読みとばしてください。

それでもわかりにくいですね・・・ゴメンナサイ)

要は、将来の利益の何年分を買いますか?

ということです。

株価収益率が20ならば20年分の利益を買ったといえるのです。

もちろん株価収益率は低ければ低いほうが望ましいといえます。

例えば、株価収益率が100の場合、

100年分の利益と今の株価が同じだということになります。

簡単に言えば、100年間今と同じ利益がでて元が取れるということです。

100年後はどうなっているかわかりませんよね?

だから、株価収益率が100ならば、株価は割高だといえるのです。

私は、株価収益率がだいたい20前後を投資の判断基準としています。

株価収益率が20ならばおおむね割安だといえるからです。

株を買うときは、最高でも株価収益率が30までの会社です。

それ以上になると少しリスクが高くなるので、基本的には買いません。

株価収益率を1つの目安として投資意思決定を行ってください。

大切なことは、株価収益率だけで投資意思決定を行わないということです。

ある程度成熟している会社であれば、株価収益率が20くらいが割安だといえますが、

ベンチャー企業ならばどうでしょうか?

高い成長性のある会社であれば、たとえ株価収益率が100を超えていたとしても

割高であるとは必ずしもいえない場合があります。

100年という期間は、あくまで今の利益水準を維持した場合であり、

利益が大幅に増加している会社にはあてはまらないからです。

そのような場合には、違う尺度で測定しなければいけません。

現実に、楽天やヤフーなどのベンチャー企業は株価収益率が高くなっています。

しかし、これらの会社が割高だとは一概にはいえません。

高い成長性を加味して、割高かどうかを判定しなければいけないのです。

(決して、楽天やヤフーが割安だといっているわけではありませんのでご注意ください)

したがって、株価収益率は一つの目安であり、

絶対的なものではないことにご注意ください。

初めて投資するときには、ベンチャー企業ではなく、比較的安定的な会社のほうが

投資しやすいと思います。

ベンチャー企業は、いい意味でも悪い意味でも、株価に安定性がないので、

初めて投資される方には不向きだと思います。

株式投資にある程度慣れてきて、

株価が割安かどうかについて自分なりの基準ができあがったときに

ベンチャー企業への投資を考えられたほうがいいと思います。

最初のうちは、安定的な業績の会社に投資して、

株価収益率が高い会社には投資しないほうが無難だと思います。

そして、株価収益率以外の判断材料を加味するのをお忘れなく。

(株価収益率以外の判断材料については、

株式投資の哲学①から⑤を参考にしてください。)

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2005年6月28日 (火)

株式投資の哲学⑤

前回は、株式の保有目的について書かせていただきました。

原則として、長期保有目的で株式投資を行ったほうが、

健全な株式投資を行いやすいと思います。

また、短期的な株価の動向に左右されるのではなく、

長い目で株式投資をする必要があります。

今回は、株式投資を行う上で大切なことをもう一点お伝えしたいと思います。

それは、株価が割安なときに買って、割高なときに売ることです。

当たり前のことですが、非常に大切なことです。

どれだけいい会社であっても、株価が高いときに買ってしまったら、

儲けるのは非常に難しくなります。

ここで、注意しなければいけないのが、

株価が上がりそうだから買って、下がりそうだから売るという意味ではありません。

将来株価が上がるか下がるかは、誰にもわかりません。

投資意思決定で大切なことは、株価が割安か割高かということです。

株価が割安であれば、株を買った後にさらに株価が下がっても、

さらに株価が割安になるということなので、

追加投資をすればいいのです。

しかし、前回までに書かせていただいたように、

いい会社に投資することができなければ、

割安と思って株を買ったとしても、株価がどんどん下がってしまう危険性があります。

そうなると株を買っても買っても含み損が膨らんでいくため、

非常に危険な株の買い方になってしまいます。

したがって、前回までのテーマであった「絶対に倒産しない会社であること」、

「毎年利益をあげていること」、「財務内容が健全であること」、

「借入金などの有利子負債が少ないこと」、「毎年の業績の変動が激しくないこと」、

「毎年増収増益の会社であること」、「成長性の高い会社であること」

といった条件は非常に大切なのです。

これらの条件を満たしてさらに「割安」な会社に投資するのです。

そうすれば、少しくらい株価が下がっても安心して追加投資ができると思います。

あと、重要な点は、一番最初で書かせていただいた

「余裕資金で株を買うこと」です。

いくら株価が割安でいい会社であっても、株価がいつ上がるかは誰にもわかりません。

株価が上がるのが1年後かもしれませんし、5年後、10年後かもしれません。

いつ株価が上がるかが分からない以上、余裕資金を使って株式投資をしないと、

投資自体が物理的に不可能だと思います。

余裕資金でない資金を使った投資は、そもそも危険な投資であり、

「健全な株式投資」とはいえないのです。

株を売買されている方の口癖として「まだ上がる」、「まだ下がる」

といってことが言われますが、

将来上がるか下がるかは誰にもわからないのです。

おそらく「まだ上がる」と思っているから保有している株をまだ売らない、

「まだ下がる」と思っているから買おうと思っている株をまだ買わないということを言いたいのでしょう。

しかし、それが「健全な株式投資」なのでしょうか?

私は、間違っていると思います。

「まだ上がる」と思っているということは、

株価がかなり上がっていて割高な水準になっているのではないでしょうか?

そのような状態のときに株を保有し続けることは危険なことです。

いつ株価が下がってしまうかわかならいからです。

もしかしたら、まだ株価が上がるかもしれません。

しかし、株価がいつ下がるかわからない状態で株を保有し続けることは、

健全な株式投資とはいえません。

リスクを抱えて株を保有し続けることには、意味がないからです。

そのような時には、株式を売って利益を確定させればいいのです。

良くある過ちが「まだ上がる」と思って、売却のタイミングを逸してしまうことです。

「まだ下がる」という気持ちも同じです。

必ずしも、株価が一番底で買わなくてもいいのです。

割安な水準で株を買い、割高な水準で株を売れば

高い確率で儲けることができるのではないでしょうか?

株式投資は、株価の最高値と最安値を競って投資しているのではありません。

株は上がれば下がるものです。

株の最高値、最安値を狙うということは、大きなリスクがある投資方法なのです。

「健全な投資家ならば」ある程度割高になってきたら株を売り、

ある程度割安になってきたら株を買うのではないでしょうか?

そうであれば、健全な投資家ほど

株価の最高値、最安値ではない地点で株式を売買しているのだと思います。

私も売ってしまった株の株価にはまったく関心がありません。

なぜなら、将来株が上がるか下がるかがわからないので、

売ってしまった株の株価なんて気にしたってしょうがないからです。

売った株が上がったとき「もう少し持っておけば良かった」という声を良く聞きます。

しかし、それは結果論であって、株価が将来どうなるかなんて誰にもわからないのです。

もし、株を売って利益をあげているのであれば、

その株が将来どうなろうが関係ないのです。

株を売って儲かって良かったと思えばいいのです。

次回は、株価が割高か割安かを具体的にどのように判定すればいいかについて

書かせていただきたいと思います。

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株式投資の哲学④

前回の続きです。

長くなってごめんなさい。

でも、これは是非皆さんに伝えたいテーマだったので我慢してください。

資本主義経済でありながら、株式を買ってはいけない風潮にあるのは

少しおかしいと思います。

その反面、株式で不幸になった人の話しを良く聞きます。

株式を買ってはいけない風潮があるのはこのためだと思います。

「株を買ってはいけない」のではなくて、「株の買い方がいけない」のではないでしょうか?

資本主義経済なので、財産の一部を株式にすることは、

当たり前のことではないでしょうか?

しかし、日本では株式投資がギャンブルと同等に取り扱われている傾向にあるように思えます。

私の考え方がどれだけ役に立つかわかりませんが、

株式投資の哲学について一度皆さんに伝えたいという気持ちがありました。

話を元に戻します。

前回は、成長性のある会社に投資することについて書かせていただきましたが、

今回は、株式投資の期間について書かせていただきます。

結論から言うと、株式は長期間保有することを前提に投資してください。

最近では、インターネットを使って安い仲介手数料で株式が売買できるので、

デイトレーダーのように毎日株式を売買する投資家も増えてきているようです。

しかしながら、株式投資に一日の多くの時間を費やせる場合には、

デイトレーダーになることは可能ですが、

多くの投資家は別に仕事をしながら株式投資をしていると思います。

デイトレーダーが利益をあげるためには、証券市場が開いている時間帯(9時から3時)に

株式の売買をしなければいけません。

実際、仕事をしている多くの人はそのような時間帯に取引をすることは不可能です。

毎日取引をしないまでも、頻繁に取引をすればどうでしょうか?

これも私はお勧めしません。

なぜならば、頻繁に取引すれば、株式投資に費やす時間が多くなってしまうため、

精神衛生上好ましくないからです。

私のテーマは、「健全な株式投資」ですから、頻繁に取引をして利益をあげたとしても、

「健全な株式投資」という目的を達成するのは困難になります。

株価はどうしても気になるものです。

頻繁に取引すれば、一日一日の株価の動きがどうしても重要になってきます。

毎日の株価の動きに重要性があれば、

どうしても株価を頻繁にチェックしなければいけなくなります。

そうなれば、株式投資を考えてる時間がどうしても多くなってしまいます。

あくまで、株式投資は余資運用です。

当面使う予定のない資金の一部を株式で運用しているに過ぎません。

簿記会計や経済・経営などの勉強に多くの時間を費やすことはいいことだと思います。

また、株式投資をする上で、株価のチェックも重要だと思います。

しかし、株価のチェックを頻繁にしなければいけない環境を作ることは非常に危険です。

それは、「健全な株式投資」とはいえないのではないでしょうか?

株価のチェックは一日一回すれば十分です。

私も夜寝る前に5分程度株価のチェックするだけです。

日中は、株のことなど考えたこともありません。

それが、株価が気になって仕事が手につかないようになると本末転倒です。

それならば、初めから株なんて買わなければいいのです。

これは、株式投資が向いてるかどうかを図るうえでも重要な項目です。

株価が気になる人は、基本的に株式投資に向いていないと思います。

あくまで、本業で株式投資をしているわけではありません。

(プロの人はもちろん別ですが・・・)

資金の余裕部分で株式投資をする以上、余裕をもって株式投資をしなければなりません。

それが、「健全な株式投資」です。

必ず毎日一回株価をチェックし、時間は30分以内がちょうどいいと思います。

そして、5年後、10年後成長してそうな会社に投資してください。

その会社の株が仮にすぐにあがればラッキーです。

そのまま保有し続けてもいいですし、売却して売却益を確定しても構いません。

基本は、買った株が上がろうが下がろうが気にしないことが大切です。

そして、長い目で見て上がりそうな株に投資するのです。

そうすれば、いずれは上がるだろうと思って買った株なので、

短期的に株価が下がってもそれほど気にならないはずです。

余裕資金で、将来性のある会社を長期的に保有する意味はそういうことです。

株価が気になる人や、株価が下がって感情のバランスを崩すような人は、

すぐに株式投資をやめたほうがいいと思います。

株価が上がっても下がっても全然気にならないというのが一番理想的です。

その中で、儲ける努力をするのです。

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2005年6月27日 (月)

株式投資の哲学③

前回までは、株式投資によって不幸にならない方法と大きな損をしない方法について

書かせていただきました。

余裕資金の範囲内で投資額を確定させ、倒産しない会社に投資すれば、

これらのことは達成できると思います。

しかし、それだけでは、株式投資で儲けることができません。

今回は、儲けるための会社選びの条件について書かせていただきます。

それは、将来性のある会社選びをすることです。

前回も一部書かせていただきましたが、売上高や利益が毎年伸びている会社は、

成長性があると思います。

それが今後も続くと予想されるのであれば、さらにいいと思います。

売上高や利益が毎年伸びていれば、株価が大きく下落することはあまりないと思います。

当たり前のことですが、そのようなことが重要なのです。

しかし、これだけでは不十分です。

他にも投資意思決定に考慮すべき要素があるはずです。

次回以降で、儲けるために考慮すべき点について書かせていただきたいと思います。

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2005年6月25日 (土)

株式投資の哲学②

前回は、株式投資によって不幸にならないための考え方について書きました。

それは、投資額の総額をはじめから決めておくこと。

そうすることで、株式投資によって損をする上限を決めることができます。

「株でこれぐらい損するのであれば仕方ないか。」と思って株式投資をしたほうが、

気が楽なはずです。

よく、「株式投資で必ず儲ける方法」、「株式投資で○○万円儲ける方法」

といった本が売られていますが、基本的に信用できないと思います。

株式投資で大きな利益をあげた方の経験則としては、

参考になるかもしれませんが、

株価は上がったり、下がったりするものです。

したがって、株で必ず儲ける方法なんかはないと思います。

そこで、株で不幸にならない方法を「株式投資の哲学①」で書かせていただきました。

http://g-goto.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_acfc.html

とはいえ、株式投資で損をするのでは、何のために投資しているかわかりません。

必ず儲ける方法はないにしろ、儲ける確率を上げる方法はあるはずです。

「株式投資の哲学②」では、株で儲ける確率を上げる方法について

書かせていただきたいと思います。

まず、第一に「絶対に倒産しない会社」に投資することです。

そうすれば、投資額全額を損することはなくなります。

株を買った会社が倒産してしまえば、投資額はゼロになってしまいます。

倒産しない会社に投資すれば、投資額がゼロになることは絶対にありません。

株式で損をすることはあっても、損を少なくすることはできるはずです。

それでは、どのようにすれば倒産しない会社を選ぶことができるのでしょうか?

それは、「毎年利益をあげていること」、「財務内容が健全であること」、

「借入金などの有利子負債が少ないこと」、「毎年の業績の変動が激しくないこと」、

「毎年増収増益の会社であること」

の条件をすべて満たしている会社が望ましいでしょう。

毎年利益をあげていれば多額の設備投資や多額の借入金の返済がない限り、

お金が会社にたまっていくはずです。

お金がなくなってしまったときに会社が倒産してしまうので、

お金さえなくならなければ、会社は倒産しないのです。

利益をあげていれば、お金がたまっていく可能性が高いので、

倒産の可能性が低くなるのです。

このお金が増えているか減っているかを表す指標を「キャッシュ・フロー」といいます。

その名のとおり「キャッシュ・フロー」とは、「お金の流れ」のことです。

したがって、「利益が増えていること」だけでなく「キャッシュ・フロー」が毎年増えていれば、

さらに望ましいといえるでしょう。

「キャッシュ・フロー」の中で本業による儲けを「営業キャッシュ・フロー」といいます。

「営業キャッシュ・フロー」とは、本業によってお金をどれだけ生み出したかを表す指標です。

「営業キャッシュ・フロー」が毎年増えていれば、

それだけ倒産の可能性が低いといえるでしょう。

次に、「財務内容が健全であること」が大切です。

財務内容をはかる指標として「株主資本比率(自己資本比率)」というものがあります。

この「株主資本比率」が高ければ高いほど、

財務内容は健全だといえます。

「株主資本比率」とは、会社のすべての資産(総資産)に対する株主資本の割合です。

つまり、会社は株主からお金を調達しているか(資本)、

銀行などからお金を調達しているか(負債)のどちらかなのです。

その資本または負債で調達したお金で設備投資などを行い資産とするのです。

資産とは、わかりやすくいえば会社の財産のことです。

すなわち、会社に資産(財産)がどれだけあるかといったことが重要なのではなく、

資産を買うためにどのような調達を行ったかが重要なのです。

銀行などから借入れたお金(負債)は将来返済しなければいけませんが、

株主から調達したお金(資本)であれば将来返済する必要はないのです。

したがって、銀行などから借入れたお金(負債)の比率が高いよりも、

株主から調達したお金(資本)の比率が高いほうが財務内容が健全だといえるのです。

株主資本比率が高ければ、将来返済しなければいけないお金が少ないわけですから、

財務内容が健全であるといえるのです。

逆に、銀行から多額のお金を借りていれば、

将来返済しなければいけないお金が多くなるので、

財務内容が健全ではないといえるのです。

さきほどお金がなくなれば会社は倒産してしまう

と書かせていただきましたけど、

将来返済しなければいけないお金が多ければ、

お金がなくなる可能性が高いので、倒産の確率が低いといえるのです。

「財務内容が健全であること」とは、株主資本比率が比較的高い会社であること

ということです。

業種によっても健全性の尺度は変わってきますが、

株主資本比率が50%を超える会社であれば問題はないでしょう。

少なくとも、株主資本比率が30%以上である必要はあると思います。

「借入金などの有利子負債が少ないこと」とは、

さきほども書かせていただきましたとおり、

借入金は将来返済しなければいけないので、

返済するお金がなくなってしまえば会社が倒産してしまうのです。

したがって、借入金が少なければ少ないほど倒産確率が低いといえるでしょう。

有利子負債とは、支払利息(金利)を払わなければいけない負債のことです。

借入金の他にも社債などがあります。

次は、「毎年の業績の変動が激しくないこと」ですが、

利益が大きく増えたり減ったりする会社は、

将来の業績が予測しずらく、リスクが高い会社だといえます。

今は、つぶれない会社選びがテーマですので、

リスクが高い会社はなるべく避けたほうがいいでしょう。

最後に、「毎年増収増益の会社であること」ですが、

毎年売上高が伸び(増収)、利益が伸びている(増益)会社は、

それだけいい会社だと思います。

そのような会社が倒産する確率は低いと思うので、

健全な会社だと思います。

長くなりましたが、倒産しない会社に投資すれば、

株で大きな損をすることではないと思います。

ここまででお気づきの方のいらっしゃるとは思いますが、

簿記、会計の最低限の知識は身につけておかないと、

投資意思決定は難しいと思います。

少なくとも、帳簿を読める必要はあると思います。

会社の財務内容は、会社四季報や会社のホームページでも公表されているので、

そのような情報を参考に投資すればいいと思います。

しかし、「株式投資額の上限を決め」、「倒産しない会社に投資」したとしても、

株式投資で不幸にならず、大きな損をしないだけです。

それだけでは、株式投資を行う面白さがないので、

次回は、株式投資で儲けるための哲学について、

もう少し書かせていただきたいと思います。

最後に、会社四季報と会計の基本書の紹介をさせていただきたいと思います。

どちらも、お近くの書店で販売されていると思います。

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2005年6月23日 (木)

株式投資の哲学①

昨日の続きを書きます。

株式投資をする上で一番いけないことは、

株式投資を行ってしまったために、人生がおかしくなってしまうということです。

人生が狂ってしまうくらいなら、初めから株を買わなければいいことですし、

もしそのようになってしまったらとても不幸なことです。

それでは、どのようにすれば不幸にならないで株式投資ができるのでしょうか?

それは、余裕資金で株式を買うということです。

絶対に生活資金を株式投資に回さないことが大切です。

そして、株式投資によって儲けようとは決して思わないことです。

特に、株を初めて買われる方は、経済の勉強と割り切って投資したほうがいいでしょう。

儲けようと思うからこそ、損したときに損をとりかえそうという気持ちになり、

必要以上に多くの資金を使って株を買ってしまうのです。

それが、大きな損失につながっているのだと思います。

そもそも、損失をとりかえすという気持ち自体が、感情的になっているといえるので、

冷静な判断ができないケースが多いと思います。

冷静な判断ができていない場合、正しい意思決定ができないケースが多いと思います。

「損失をとりかえそう!」という気持ちで株式投資を行い、

結果として多額の利益を得られた方もたくさんいらっしゃるでしょう。

結果論としては成功といえますが、「健全な株式投資」とはいえないでしょう。

株式投資は、ギャンブルではありません。

あくまで「投資」としての「健全性」を保つことが重要です。

そうしないと、短期的に儲かったとしても、長続きさせるのは困難ですしね。

「健全な株式投資」ができないのであれば、精神衛生上も好ましくないと思います。

私自身も、株で大儲けしよう!とは決して思っていまっせん。

株式を買うことで、経済の勉強になったり、余剰資金を投資することで

社会にも貢献していると思っています(ごくわずかな額ではありますが・・・)。

もちろん、その中で儲ける努力はしていますが・・・

私が言いたいのは、株式投資で損をしろ!と言っているわけではなく、

儲けることだけが株式投資の目的ではないということです。

損をしてもいい余剰資金を使って株式投資をすれば、

儲かれば少し幸せになりますし、

もし損をしても不幸になることはないと思います。

特に、損をしたことによって人生が大きく狂ってしまうことはないでしょう。

これが、株式投資を行う上で一番大切なことだと思います。

不幸になる可能性が少しでもあるなら、株式投資なんかしないほうがいいのです。

まず、不幸にならない範囲の投資額を決め、

絶対にそれ以上の投資をしないと決めることです。

株式投資に使った余剰資金がゼロになることは悲しいことですが、

それだけで不幸になったり、経済的に困ったりすることはないはずです。

これが守れないのであれば、株式投資はしないほうがいいと思います。

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